この記事では、「派兵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「派兵」の正しい読み方は「はへい」と「ぱへい」どちら
「派兵」の正しい意味方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「派」の漢字の音読みは「ハ」で、訓読みは「わ(かれる)・つか(わす)」です。
また、「兵」の漢字の音読みは「ヘイ・ヒョウ」で、訓読みは「つわもの・いくさ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「はへい」と読めることが分かります。
しかし、「派」の漢字には「ぱ」との読みがないことから、「ぱへい」とは読めそうにないと思われます。
さて、「派兵」の正しい読み方は「はへい」と「ぱへい」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「派兵」の正しい読み方は「はへい」で、「ぱへい」と読むのは間違いです。
ちなみに、「派」の漢字には「ぱ」との読みはありませんが、「一派(いっぱ)」のように、発音を容易にするための音変化である、半濁音化により、「派」を「ぱ」と読ませる場合があります。
こうした例から半濁音化するはずのない熟語の最初の読みを「ぱ」と読み間違えて「ぱへい」と読み間違えたものと思われます。
「派兵」の意味
「派兵」とは「軍隊を派遣すること」を意味する言葉です。
「派兵」の言葉の使い方や使われ方
・『ロシアのウクライナへの一方的な侵略に対して、NATO等は兵器の供与をウクライナに行っていますが、派兵することは避けています』
・『国際紛争を終結させるために、国連軍や多国籍軍が派兵される場合があります』
まとめ
「派兵」の正しい読み方は「はへい」で、「ぱへい」と読むのは間違いです。
また、この「派兵」とは「軍隊を派遣すること」を意味する言葉です。