この記事では、「流涎」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「流涎」の正しい読み方は「りゅうぜん」と「りゅうてい」どちら
「流」という漢字は訓読みでは「流(なが)れる」と読み、音読みでは「りゅう」や「る」と読みます。
そして、「涎」という漢字は訓読みでは「よだれ」と読み、音読みでは「えん」や「せん」、「ぜん」と読みます。
「流涎」の場合、「流」と「涎」それぞれに音読みを当てるのですが、「涎」を「てい」と読む用法はないので、「りゅうぜん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「流涎」の正しい読み方は「りゅうぜん」になります。
「流涎」の意味
「流涎」とは、「食欲をかき立てられてヨダレを垂らすこと」や「羨ましがってものを欲しがること」という意味を指す言葉です。
ちなみに、医療用語としての「流涎」はそのまま「ヨダレをダラダラながしている状態」という意味を表します。
「流涎」の類義語としては別の漢字を用いた「垂涎(すいぜん)」(慣用読みですいえんとも読む)があります。
「涎」という漢字は「よだれ」や「粘り気のある液」という意味が含まれており、「流涎」は読んで字のごとく「涎(ヨダレ)を垂れ流すこと」を表した言葉です。
「流涎」の言葉の使い方や使われ方
・『目の前にこんな美味しそうな料理を出されたら、誰しも流涎するのは当然だろう』
・『お披露目された彼の車に周りの人々は思わず流涎している様子だった』
・『朝礼にて、流涎している患者への応対について軽く触れられた』
まとめ
・「流涎」の正しい読み方は「りゅうぜん」になります。
・「流涎」とは、「食欲をかき立てられてヨダレを垂らすこと」や「羨ましがってものを欲しがること」という意味を指す言葉です。
医療用語としては「ヨダレをダラダラながしている状態」という意味を表します。