この記事では、「流行」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「流行」の正しい読み方は「はやり」と「りゅうこう」どちら
「流行」には2つの読み方があります。
1つ目は「はやり」で、こちらはその漢字が持つ別の意味を当てはめた「当て字」になります。
口語的な表現や俗語に対し使われることが多くなり、「流行り」と送り仮名が入ることが多くなります。
2つ目は「りゅうこう」で、こちらは音読みにした言葉です。
音読みとは、中国から伝わった発音を元にした読み方のことです。
メディアや正式な文章ではこちらが使われます。
正しい読み方の結論
「流行」は、口語的な当て字として「はやり」と読み、正式な文章では「りゅうこう」と読みます。
どちらも正しい読み方ですが、使い方が違ってきます。
「流行」の意味
「流行」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「はやり」と読む場合、「その時期に一時的に世間に広まるもの」という意味で、語源は「はや(早)」にあります。
「はやる」で「一つの対象にひかれ、そちらに進む」を表し、ここから「河の様に流れる」という意味で「流行」という感じが使われる様になりました。
「流行」と読む場合も同じ意味ですが、「はやり」という言葉ができて漢字があてはめられてから、音読みにした言葉です。
「流行」の言葉の使い方や使われ方
「流行」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『若者の間ではカラフルなサンダルが流行(はやり)だ』
・『流行(はやり)の音楽を聴いて楽しむ』
・『今年の流行(りゅうこう)語大賞が発表される』
まとめ
今回は「流行」の読み方について紹介しました。
「流行」は「はやり」も「りゅうこう」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。