この記事では、「流麗」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「流麗」の正しい読み方は「りゅうれい」と「りゅうらい」どちら
「流麗」の正しい読み方を検討するために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「流」の漢字の音読みは「リュウ・ル」で、訓読みは「なが(れる)」です。
また「麗」の漢字の音読みは「レイ」で、訓読みは「うるわ(しい)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「りゅうれい」と読めることが分かります。
しかし、「麗」の漢字の読みに「らい」との読み方がないことから、「りゅうらい」と読むことは無理な様に思えます。
さて、「流麗」の正しい読み方は「りゅうれい」と「りゅうらい」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「流麗」の正しい読み方は「りゅうれい」で、「りゅうらい」と読むのは先に推察した通り、明らかに間違いです。
特に「麗」に似た漢字で「らい」と読む漢字がないことから、「麗」の読みを「らい」と間違って、覚えていることにより、「流麗」を「りゅうらい」と読み間違えたものと思われます。
「流麗」の意味
「流麗」とは、「よどみがなく美しい様子のこと」を意味する言葉です。
「流麗」の言葉の使い方や使われ方
・『流麗な文体の詩に、本当に感動しました』
・『バレリーナの流麗な踊りに、魅了されて、その世界に入り込んでいました』
・『名門オーケストラの流麗なワルツの演奏に、いつしかうっとりと聞き惚れていました』
まとめ
「流麗」の正しい読み方は「りゅうれい」であり、「りゅうらい」と読むのは明らかに間違いです。
また、この「流麗」とは、「よどみがなく美しい様子のこと」を意味する言葉です。