この記事では、「添付」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「添付」の正しい読み方は「そうふ」と「てんぷ」どちら
最初に「添付」の熟語を構成する漢字の読みを説明します。
「添」の漢字の音読みは「テン」で訓読みは「そ(える)・ そ(う)」です。
また「付」の漢字の読みは、音読みが「フ」で訓読みが「つ(ける)」です。
従って「そうふ」と読ますことは、そもそも無理がありそうですが、強いて言えば、最初が訓読みで、次の漢字が音読みの、いわゆる「湯桶読み」だと言えます。
一方の「てんぷ」は二つの漢字とも、音読みを重ねた読み方となります。
この「てんぷ」の「ぷ」は発音をし易くするために、「ふ」が半濁音化したもので、しばしば見られる変化で、特におかしいとは言えません。
この分析からは、「てんぷ」の方が正しそうですが、結論は次に示します。
正しい読み方の結論
結論としては、先に推察した通り、「てんぷ」の読みが正しく、「そうふ」と読むのは、明らかに間違いです。
「添付」の意味
「添付」とは、「 書類などに、付け添えること」を意味する言葉です。
ビジネスシーン等では、メールに関連資料等を「添付」するとの表現でしばしば使われます。
ちなみに、ビジネスシーン等で「そうふ」と言えば、「送り届けること」を意味する「送付」あよく使われます。
こちらも、メールを送る意味などでしばしば使われます。
「添付」を間違って「そうふ」と読むと、「送付」と混同するので、得に注意が必要です。
「添付」の言葉の使い方や使われ方
・『出張精算には、タクシー料金は申請書に領収書を添付する必要があります』
・『ご要望の資料を、本メールに添付しています。参考に活用いただければ幸いです』
まとめ
「添付」の読みは、「てんぷ」で、「そうふ」と読むのは間違いです。
また、「添付」とは、「 書類などに、付け添えること」を意味する言葉です。