「清廉」という言葉はどう読むと正しい読み方で読めるのでしょうか。
今回は、「清廉」の正しい読み方と意味について解説します。
「清廉」の正しい読み方は「せいれん」と「せんれい」どちら
「清廉」という言葉の読み方としては「せいれん」と「せんれい」の2つが思い当たります。
「せいれん」と「せんれい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「清廉」の正しい読み方は「せいれん」です。
「清」には「清楚」【せいそ】「血清」【けっせい】など「せい」と読みます。
「廉」は「廉潔」【れんけつ】「廉売」【れんばい】など「れん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「せいれん」が「清廉」の正しい読み方です。
「清」は「せん」と読まず「廉」には「れい」という読み方がないので「清廉」を「せんれい」と読むのは間違った読み方です。
「清廉」の意味
「清廉」とは、「心が清らかで私欲がないこと」を意味する言葉です。
心が美しく正しいことを意味する言葉で、よこしまなところがないさまを表します。
自分のことよりも他人のことを優先するような私利私欲がない心を指し、一般的には「清廉潔白」という身も心も汚れがなく清らかであるさまを表す言葉として使われます。
権力者に求められる資質の一つであり、大きな権限を手にしても自分のために使わず人のために使うような正しい心を表す言葉が「清廉」です。
「清廉」の言葉の使い方や使われ方
・『清廉な人柄に心惹かれる』
・『会計役には清廉な人物を当てたい』
・『いつまでも清廉な心を失わないでほしい』
まとめ
「清廉」は「せいれん」と読み「せんれい」は誤りです。
人柄を表す言葉としては最上級の褒め言葉なので読み方と意味を正しく理解して使いましょう。
