「温品」という苗字は何と読むのでしょうか。
この記事では、「温品」苗字での読み方について詳しく説明していきます。
「温品」で使われる苗字での読み方は「ぬくしな」と「ぬるしな」と「ぬくしか」
「温品」で使われる苗字での読み方は「ぬくしな」と「ぬるしな」と「ぬくしか」です。
「温」には「温暖」【おんだん】や「温度」【おんど】など「おん」という音読みがあり、「あたた(かい)」「たず(ねる)」「つつ(む)」「ぬく(い)」「ぬる(い)」などの訓読みがあります。
一方、「品」には「気品」【きひん】や「商品」【しょうひん】など「ひん」という音読みの他、訓読みとして「しな」という読み方があります。
「温品」で使われる苗字での読み方で多いと考えられる読み方
「温品」という苗字の読み方は一般的に「ぬくしな」とされています。
この苗字の由来は地名から来ていると考えられており、その地名は鎌倉時代に広島県にあった温品村が起源とされています。
これにより、この苗字の歴史は800年以上と推定され、この土地は佐伯氏が支配していた可能性が高いことから佐伯氏とも関係がありそうです。
この苗字の人は全国におよそ600人いらっしゃるようですが、近年は特に山口県周南市(旧・徳山市)に集中して多いようです。
ちなみに、この苗字を名乗る有名人はやはり山口県出身の言語学者である温品廉三(ぬくしなれんぞう)がいます。
「温品」の苗字で連想されるイメージ
「温品」という地名は、日当たりがよい温かい高台を意味します。
よって、その名の通り、温品(ぬくしな)と呼ばれる地形を連想させる苗字です。
これにより、明るく温かいイメージが想像できます。
まとめ
「温品」姓の方は全国で600人程度いらっしゃるようですが、その半数近くが山口県にいます。