この記事では、「漆芸」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「漆芸」の正しい読み方は「しつげい」と「うるしげい」どちら
「漆芸」の「漆」は、音読みで「シツ」、訓読みで「うるし」などと読みます。
また「芸」は、音読みで「ゲイ」、訓読みで「わざ」などと読むことができます。
「漆」と「芸」を音読みで読むと、「しつげい」となります。
一方、「漆」を訓読み、「芸」を音読みにすると、「うるしげい」と読めますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「漆芸」は「しつげい」と読みます。
「漆芸」は「うるしげい」ではなく、「しつげい」と読むようにしましょう。
「漆芸」の意味
「漆芸」とは、漆(うるし)工芸のことで、漆を用いて作られた工芸の総称を言います。
漆とはウルシ科ウルシ属に分類される落葉高木から採取した樹液を原料として作られた天然樹脂塗料のことを指しています。
「漆芸」の「漆」は、「うるし」、「ウルシ科ウルシ属の落葉高木」などの意味があります。
また「芸」は、「わざ」、「技能」、「学問」などを表しています。
そのため、漢字の意味から見ると、「漆の技」の意味合いがあります。
「漆芸」の言葉の使い方や使われ方
・『こちらの美術館では、美術的に価値のある漆芸品が展示されています』
・『美術大学で漆芸について学びました』
・『漆芸と陶芸のどちらかのコースを選ぶことができます』
まとめ
「漆芸」が縄文時代の遺跡からの出土品にもあることから、漆は非常に古くから利用されてきた天然の塗料だと言えます。
漆には乾くと光沢が出て、防水や防虫、または防腐など、数多くのメリットがあります。
「漆芸」は「しつげい」と読むことを覚えておくと良いでしょう。