「漢気」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「漢気」の読み方とは? 読み方

この記事では、「漢気」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「漢気」の正しい読み方

「漢気」の正しい読み方は「おとこぎ」です。

「おとこぎ」は熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「漢気」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「漢気」「かんき」「かんぎ」などと間違って読まれることがあります。

「漢気」について説明

「漢気」とは、「性格や考え方が全くもって男らしいこと」という意味です。

豪快でさばさばしていて、思い切りが良いなど、一般的な「男らしさ」の性質を表す言葉です。

「漢気」「漢気がある・ない」「漢気に溢れた人」「漢気を感じる」などと使われます。

同じ読みかたをする言葉に「男気」がありますが、こちらは「男らしさがある中でも、自分を犠牲にして、弱い人や困っている人を助けようとする気性のこと」という意味です。

「漢気」には「自己犠牲の精神」という意味は含みませんので、ニュアンスがちがってきます。

「漢気」の言葉の由来

「漢気」は漢字の意味から成り立つ語です。

「漢」は本来「おとこ」とは読みませんが、「おとこ」という意味があり、「悪漢」「痴漢」「熱血漢」など男子を表す接尾辞として使われています。

「気」「空気」「精神・感情の働き」という意味、「漢気」「精神的に男らしいこと」になります。

マンガや小説などで意味を強調するために、「漢=おとこ」という読みかたをしたのが由来とされています。

まとめ

今回は「漢気」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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