「潰瘍」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「潰瘍」の読み方とは? 読み方

この記事では、「潰瘍」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「潰瘍」の正しい読み方

「潰瘍」の正しい読み方は「かいよう」です。

「かい・よう」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「潰瘍」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「潰瘍」「かんよう」「かいとう」などと間違って読まれることがあります。

「潰瘍」について説明

「潰瘍」とは、「皮膚・粘膜などの表面がただれて崩れ、損なわれた状態」という意味です。

身体の表面の皮膚部分、臓器の内壁部分、または体の組織表面が炎症を起こしたり、破壊された時などにできる、傷のことです。

そのまま放置しておくと組織が変異してガンなどに変化する可能性もあります。

「潰瘍」は医療用語として「潰瘍ができる」「胃潰瘍」「潰瘍痕」などと使われます。

医療用語ですが、胃潰瘍などは日常でも良く使われます。

似た意味の言葉に「腫瘍(しゅよう)」があり、こちらは「身体の細胞が過剰に増殖する状態、良性と悪性があり、悪性のものはがんと呼ばれる」という意味です。

「潰瘍」は皮膚が傷ついた状態ですので、本質的に違います。

「潰瘍」の言葉の由来

「潰瘍」は漢字の意味から成り立つ語です。

「潰」「つぶ(れる)」とも読み「秩序ある形がくずれる」「ただれてくずれる」という意味、「瘍」「できものの総称」という意味、「潰瘍」「皮膚や臓器の内壁がただれてくずれるできものの総称」になります。

まとめ

今回は「潰瘍」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

読み方
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