「濃餅汁」の読み方と意味とは?「のっぺいじる」と「のうへいじる」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「濃餅汁」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「濃餅汁」【のっぺいじる】の読み方を分かりやすく説明していきます。

「濃餅汁」の正しい読み方は「のっぺいじる」と「のうへいじる」のどちら

「濃餅汁」の正しい読み方は「のっぺいじる」「のうへいじる」のどちらでしょうか。

正しい読み方の結論

濃を「のっ」、餅は「へい」、汁が「じる」と読みますので、「濃餅汁」の正しい読み方は「のっぺいじる」になります。

餅は半濁音の「ぺ」になるため、「のうへいじる」とは読みません。

促音化【そくおんか】という2つの語が1つになったとき、発音しやすくなるよう普通なら「濃」【のう】と読む漢字を「のっ」と変化させて読みます。

そこに、ぱぴぷぺと読む半濁音化【はんだくおんか】が加わることで「へい」「ぺい」と読むように変化して「のっぺいじる」と読むわけです。

「濃餅汁」の意味

山の芋の中に卵を割って入れ加えてからよく混ぜ合わせ、おろした大根の汁を入れてのばしておき、醤油で味を整えた出汁を入れるのが「濃餅汁」の作り方です。

そこにお好みで里芋やきのこ、人参、油揚げ、豆腐を食べやすい大きさに切った食材を鍋に入れてよく煮込みます。

とちゅう、塩や醤油で味を調えて、葛粉か片栗粉でとろみをつけるのがこの料理の特徴です。

東京から北の方では、この「濃餅汁」が子供からお年寄りまで幅広い年代に親しまれています。

「濃餅汁」の言葉の使い方や使われ方

・『濃餅汁の上に、いくらをのせれば赤く美しい彩りで食欲をそそる』
・『濃餅汁は、気温が下がる冬に食べられる郷土料理だ』
・『いんげんを入れると、濃餅汁の見た目がもっと彩り豊かになる』

まとめ

「のっぺいじる」と読む「濃餅汁」は、いろいろな野菜の旨みが染み出ていて、とろみが付いた体が温まる郷土料理です。

興味がある人は材料を揃えて作り、飲んでみるといいでしょう。

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