あまり見聞きすることのない「灼たか」ですが、どのような読み方や意味があるのでしょうか?
この記事では、「灼たか」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「灼たか」の正しい読み方は「あらたか」と「しゃくたか」どちら
「灼たか」は正しくは「あらたか」と読みます。
正しい読み方の結論
「灼たか」は「あらたか」と読みます。
ちなみに、「灼」という漢字は「灼(あら)たか」以外にも「灼(や)く」や「灼(あき)らか」という用法があります。
「灼たか」の意味
「灼(あら)たか」とは「神仏のご利益が際立っている様」を意味しています。
「灼」という漢字を見ると「灼熱」や「焼灼」など「火」をイメージされる方が多いのではないでしょうか?
そのイメージ通り「灼」は「焼く」や「焙る」という意味を持っていますが、一方で「あきらか」や「光輝く様」という意味も含まれているのです。
ただし、「灼たか」だけで使用される例はほとんどなく、もっぱら「霊験(れいげん)」(神仏の人智を超越した力やご利益のこと)と合わせて、「霊験(れいげん)灼(あら)たか」(神仏によるご利益が明らかに現れる様のこと)の形で使用されるケースが顕著なようです。
「灼たか」の言葉の使い方や使われ方
・『あの場所は太古の時代より霊験灼たかな山として畏敬の対象とされてきた』
・『あの大きな岩は、霊験灼たかなご神体として地元の人たちから祀られている』
・『病気の祖父を勇気づけるために、霊験灼たかなことで有名なお守りをプレゼントした』
まとめ
・「灼たか」は「あらたか」と読み、「灼(あら)たか」とは「神仏のご利益が際立っている様」を意味する言葉です。