「烙印」の読み方と意味とは?「かくいん」と「らくいん」の正しい読み方について詳しく解釈

「烙印」の読み方と意味とは? 読み方

「烙印」はどんな読み方でどのような意味を持つ言葉なのでしょうか。

今回は、「烙印」の正しい読み方と意味について解説します。

「烙印」の正しい読み方は「かくいん」と「らくいん」どちら

「烙印」の読み方として考えられるのは「かくいん」「らくいん」の2つです。

「かくいん」「らくいん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「烙印」の正しい読み方は「らくいん」です。

「烙」には「炮烙」【ほうらく】など「らく」という読み方のほか、「烙く」【やく】という読み方があります。

「印」「印鑑」【いんかん】「消印」【けしいん】など「いん」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせた「らくいん」「烙印」の正しい読み方です。

「烙印」「烙」「かく」の読み方はなく「かくいん」とは読みません。

「かくいん」「烙」をつくりに当たる「各」【かく】の読み方で読んでしまったことによる間違いです。

「烙印」の意味

「烙印」とは、「罪を犯した者に刑罰として押される焼印」を意味する言葉です。

罪を犯した者に対し罪の証として消えない印を体につけるというのは古くから世界中で行われていた刑罰です。

生涯消せない罪の証として特殊な模様をした焼きごてを火であぶり体に押し付け火傷で印を刻んだものを「烙印」といいます。

罪人の証として押される印だけが「烙印」であり所有者の証として家畜の体などにつけられる印はたんに「焼印」といいます。

「烙印」の言葉の使い方や使われ方

・『体に烙印を刻まれる』
・『消せない烙印が体にある』
・『烙印を隠して生活する』

まとめ

「烙印」「かくいん」と読むのは誤りで正しくは「らくいん」です。

現代では廃れた刑罰ですが、罪の証や過去の過ちなどを例えて使うこともあるので正しい意味と読み方を覚えておきましょう。

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