「焼灼術」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「焼灼術」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「焼灼術」の正しい読み方は「しょうしゃくじゅつ」
「焼灼術」の正しい読み方は「しょうしゃくじゅつ」です。
「焼」には「焼成」【しょうせい】「燃焼」【ねんしょう】など「しょう」という読み方があり「灼」には「灼熱」【しゃくねつ】「焚灼」【ふんしゃく】など「しゃく」という読み方があります。
「術」は「術後」【じゅつご】「技術」【ぎじゅつ】など「じゅつ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しょうしゃくじゅつ」が「焼灼術」の正しい読み方です。
「焼灼術」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「焼灼術」のよくある間違った読み方として挙がるのが「やきしゃくじゅつ」「やけしゃくじゅつ」です。
「焼」は「焼芋」【やきいも】「蒸焼」【むしやき】など「やき」と読むほか「焼跡」【やけあと】「生焼」【なまやけ】など「やけ」とも読みます。
どちらの読み方も「焼灼術」には使いません。
「焼灼術」について説明
「焼灼術」とは、「熱で焼いて閉塞させる処置方法」のことです。
外科手術で用いられる処置方法で、切断した血管などの開放部にレーザーを当てて組織を焼き熱で組織を癒着させて閉塞させる術法を指します。
糸で縫合できない細い血管などの閉塞に用いられるやり方です。
「焼灼術」の言葉の由来
「熱で炙る術式」に由来します。
まとめ
「焼灼術」は外科手術で使われる医療用語です。
日常的に使うことはまずありませんが手術の説明で聞く機会に備えて正しい読み方と意味を知っておきましょう。