この記事では、「熾烈」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「熾烈」の正しい読み方は「しれつ」と「しきれつ」どちら
「熾烈」の読み方として予測できるものに、「しれつ」と「しきれつ」があります。
「しれつ」と「しきれつ」の二つの読み方のうち、「熾烈」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「熾烈」の正しい読み方の結論は、「しれつ」が正しい読み方になります。
「熾烈」の言葉に使用されている「熾」という漢字は音読みが「シ」、訓読みが「さかん・おこす・おき(燃焼して赤くなっている炭火のこと)」です。
「熾烈」の「熾」は「識」という漢字に形が似ているので「しき」と読めそうですが、実際はその読み方はありません。
そのため、「熾烈」を「しきれつ」と読むのは間違った読み方なのです。
「熾烈」の意味
「熾烈」の意味は、「日が勢い良く燃えている様子+太陽の光が非常に強く照りつけているさま」を意味しています。
その原義から転じて、「熾烈」には「物事・活動の勢いが極めて盛んで激しいさま」といった意味合いも生じたのです。
「熾烈」というのは、「火の勢いの強さ+物事や争いの勢いの強さ」を示している言葉です。
「熾烈」の言葉の使い方や使われ方
「熾烈」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『全国大会の優勝の栄誉をかけて、32校が参加する熾烈なトーナメント戦が開始されました』
・『同業他社とのマーケティング競争は時に熾烈を極めますが、一歩でも引けば市場で淘汰される危険があります』
・『熾烈に燃えさかるキャンプファイアーの炎をぼんやりと眺めながら、学生時代の思い出を思いだしていました』
まとめ
この記事では、「熾烈」の正しい読み方「しれつ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「熾烈」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。