この記事では、「片時」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「片時」の正しい読み方は「かたとき」と「へんじ」どちら
「片時」には2つの読み方があります。
1つ目は「かたとき」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「へんじ」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「片」の音読みは「へん」、訓読みは「かた・きれ・ひら・ペンス」、「時」の音読みは「じ」、訓読みは「とき」です。
正しい読み方の結論
「片時」の正しい読み方は「かたとき」「へんじ」の2つで、意味は同じです。
「片時」の意味
「片時」の意味は「ほんのちょっとの間」です。
程度としては「ひとときの半分」になり、「ひととき」とは「しばらくの時間」「昔の時間の単位で、今の約2時間」を表します。
「片」の漢字は「大地を覆う木の象形の右半分」を表す指示文字で、「片時」で「ひとときの半分の時間」になり、さらに転じて「ほんのわずかな時間」という意味で使われています。
「へんじ」は古語として使われ、元は「へんし」と言われていましたが、現在ではまず使われていません。
「片時」の言葉の使い方や使われ方
「片時」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は現金の入ったバッグを片時も手放さない』
・『彼氏がスマホを片時も放さないので浮気を疑う』
・『子供がまだ小さくてやんちゃなので片時も目が離せない』
まとめ
今回は「片時」の読み方について紹介しました。
「片時」の正しい読み方は「かたとき」「へんじ」の2つになります。
正しく読める様に覚えておきましょう。