この記事では、「物品」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「物品」の正しい読み方は「ぶっぴん」と「ものしな」どちら
「物」という漢字は訓読みでは「もの」と読み、音読みでは「ぶつ」や「もつ」と読みます。
そして、「品」という漢字は訓読みでは「しな」と読み、音読みでは「ひん」や「ほん」と読みます。
「物品」の場合、「物」と「品」それぞれに音読みを当て、「ぶつ」を促音、「ひん」を半濁音に変化させて「ぶっぴん」と読むのが正解です。
漢字の順番を入れ替えた「品物(しなもの)」という熟語がありますが、「物品」は訓読みを当てて「ものしな」と読むと誤用になるので注意しましょう。
正しい読み方の結論
「物品」の正しい読み方は「ぶっぴん」になります。
「物品」の意味
「物品」とは、「物や品物、とりわけ不動産以外の形がある物」や「動産」を意味する言葉です。
「物品」の類義語としては「金品」や「製品」、「代物(しろもの)」などがあります。
「物」という漢字には「形の有無を含めた全てのもの」や「事柄」という意味のほか、「ひと」や「世間」、「見る」、「探す」、「死ぬ」など多くの意味が含まれています。
そして、「品」は「しなもの」や「等級」、「物の種類」や「品定めをする」などの意味が含まれる漢字です。
「物品」の言葉の使い方や使われ方
・『お礼の気持ちとして、気の利いた物品をプレゼントすることにした』
・『この工場で製造された物品は、国内のみならず海外にも送り届けられている』
・『預けていた物品を返してもらうために、手続きをしなければならない』
まとめ
・「物品」の正しい読み方は「ぶっぴん」になります。
・「物品」とは、「物や品物、とりわけ不動産以外の形がある物」や「動産」を意味する言葉です。