この記事では、「物臭」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「」の正しい読み方は「ものぐさ」と「ぶっしゅう」どちら
「物臭」の読み方は「ものぐさ」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「臭」は訓読みで「くさ(い)・にお(う)」と読み、「ぐさ」と読むのは連濁(れんだく)になります。
連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。
「ぶっしゅう」という読み方はありません。
正しい読み方の結論
「物臭」の正しい読み方は「ものぐさ」です。
「ぶっしゅう」とは読みません。
「物臭」の意味
「物臭」の意味は、「ものごとを何かと面倒くさがる性質のこと」です。
行動することが億劫に感じて、いつまでもそのままにしておく人のことです。
「ものぐさ」の語源は「物臭し(ものくさし)」という古語です。
「物」は形容詞や形容動詞の語幹に付いて「いかにもそうであるという意味」を表す接頭辞です。
「いかにも臭い」「いかにも匂う」という意味から、「気分が乗らない」「億劫である」「体調が悪い」という意味で使われる様になりました。
「物臭」の言葉の使い方や使われ方
「物臭」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼女は物臭で、ラーメンを鍋から直接食べる』
・『物臭してコンビニ弁当ばかり食べていたらゴミだらけになった』
・『彼は物臭で布団を敷きっぱなしの為、カビが生えてきた』
まとめ
今回は「物臭」の読み方について紹介しました。
「物臭」の正しい読み方は「ものぐさ」で、「ぶっしゅう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。