「犀」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「犀」の読み方とは? 読み方

この記事では、「犀」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「犀」の正しい読み方は「さい」

「犀」「さい」と読みます。

また、漢字の「犀」は音読みで「サイ」「セイ」と読めるので、場合によっては「せい」と読むのも正しいです。

「犀」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「犀」は漢字の「屑」に形が少し似ていることから、「くず」と読み間違えられることがあります。

漢字の中に牛(うし)が含まれていますが、「うし」と読んでしまわないよう注意が必要です。

「犀」について説明

「犀(さい)」は、ほ乳類のサイ科に属する草食動物のことです。

体重1〜3トンの巨大な体とよろいのような頑丈な皮、頭に生えている角が特徴で、現在は世界にシロサイ、クロサイ、インドサイなど5種の「犀」が生息しています。

動物園でもおなじみですが、野生種は森林、草原、湿地などで、草、木、果実などを食べながら暮らします。

かつては多くの種類が存在していましたが生息数が激減し、現在は絶滅が懸念されています。

ちなみに「犀」を使った言葉には「木犀(もくせい)」があります。

秋に香りの良い小花を咲かせる「金木犀(きんもくせい)」がおなじみです。

「木犀」は、木の表面の色や質感が動物の「犀」の皮に似ていることから、その名がつけられました。

なお、漢字の「犀」には硬くて鋭いものをというニュアンスも持っており、訓読みでは「するどい」と読むこともできます。

また、刃などが鋭い様子を「犀利(さいり)」と表現することもあります。

まとめ

「犀」の読み方は「さい」です。

花の「金木犀(きんもくせい)」「犀」がふくまれるように「せい」とも読めます。

一文字で読むときは動物のサイを意味するので「さい」と読みましょう。

読み方
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