「狭間」という苗字は何と読むのでしょうか。
この記事では、「狭間」の読み方をわかりやすく説明していきます。
「狭間」で使われる読み方は「はざま」と「はさま」
苗字に使われている「狭間」の読み方は「はざま」「はさま」などです。
「狭」は音読みで「キョウ」、訓読みで「狭い(せまい)」「狭まる(せばまる)」などと読み、「間」は音読みで「カン」「ケン」、訓読みで「あいだ」「ま」「はざま」などと読むます。
ただし、「狭間」はこれらの読み方をそのまま組み合わせて読む名前ではありません。
「狭間」は熟字訓であるため、「狭」と「間」を組み合わせた場合は「はざま/はさま」と読むことになっています。
「狭間」で使われる読み方で多いと考えられる読み方
「狭間」で使われる読み方で多いと考えられるのは「はざま」「はさま」です。
「さ」を清音で読む「はさま」が変化して「はざま」とも読むようになったといわれ、現在は「はざま」あるいは「はさま」と読む苗字の「狭間」が全国に分布しています。
「狭間」の名前で連想されるイメージ
「狭間」の苗字で連想されるのは地形です。
漢字の「狭」は幅が細いこと、「間」は物と物に挟(はさ)まれた空間を指し、これらを組み合わせた「狭間」は、物と物と間に挟まれてできる幅のせまい空間を表します。
一般には、山あいや谷間にある場所、あるいは幅のせまい道を指し、これを「狭間(はざま/さま)」と呼びます。
「狭間(はざま/はさま)」は全国にみられる地名でもあり、地形に関連した名前であることが考えられます。
また、苗字の「狭間」も地形や地名に関連していることが考えられ、山あいや谷間にあるせまい土地が連想されます。
まとめ
「狭間」は、山あいや谷間にある狭い土地を連想させる苗字です。
主な読み方には「はざま」「はさま」があります。