この記事では、「生来」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「生来」の正しい読み方は「せいらい」と「しょうらい」どちら
最初に、「生来」の熟語を構成する漢字の個別の読みを説明します。
「生」の漢字の読みは音読みが「セイ・ ショウ」で、訓読みが「い(きる)・う(まれる)」です。
また「来」の漢字の読みは音読みが「ライ」で、訓読みが「く(る)・ きた(る)」です。
従って、二つの漢字の音読みを繋げると、「せいらい」とも「しょうらい」とも読めると考えられ、個別の漢字の読みからは、いずれの読みが正しいかは判断できません。
さて、どちらの読みが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「生来」の読みは、「せいらい」と「しょうらい」のどちらも正しいと言えます。
ただし、一般的には「せいらい」と読まれることが多いと言えます。
ちなみに、「生」が前に来る熟語で、「せい」と読む熟語としては「生活」「生存」「生産」「生気」「生徒」「生鮮」等が挙げられます。
一方「しょう」と読む熟語としては、「生涯」「生類」「生薬」等が挙げられます。
「生来」の意味
「生来」とは、「生まれた時からの性質や能力、また生まれつき」を意味する言葉です。
「生来」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は生来の激しい性格から、周囲の人とすぐに揉め事を起こしてしまう』
・『人は生来なまけ癖が出やすいもので、それを理性で抑えていると言えます』
まとめ
「生来」の読みは、「せいらい」と「しょうらい」のどちらも正しいと言えます。
ただし、一般的には「せいらい」と読まれることが多いと言えます。
また、「生来」とは、「生まれた時からの性質や能力、また生まれつき」を意味する言葉です。