この記事では、「生気」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「生気」の正しい読み方は「せいき」と「しょうき」どちら
「生気」の正しい読み方を考えるために、最初に、熟語を構成する漢字の個別の読みを、確認しておきます。
「生」の漢字の音読みは「セイ・ショウ」で、訓読みは「い(きる)・う(む)」です。
また「気」の漢字の音読みは「キ・ケ」で、訓読みは「いき」です。
ここから、「生」の二つの音読みの「せい」及び、「しょう」と「気」の音読みの「き」を繋げれば、
「生気」は「せいき」とも「しょうき」とも読めることが分かります。
しかし、ここからはどちらが正し読み方かは分かりません。
さて、正しい読みはどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「せいき」と「しょうき」の、どちらの読み方も正しいと言えます。
しかし、「せいき」と「しょうき」の読み方の違いにより、その意味は少し違ってきます。
この点については、次に説明します。
「生気」の意味
「生気」を「せいき」と読む場合の意味は、「正しい気風や気性のこと、及び天地間に存在する物事の根本をなす気のこと」です。
一方、「しょうき」と読む場合は、「正常な心や、確かな意識のこと」の意味となります。
この様に、読み方によって、その意味が少し違ってくる点には、注意が必要です。
「生気」の言葉の使い方や使われ方
・『ロシアの一方的なウクライナ侵攻は、正気の沙汰とは思えません』
・『暑さによって朦朧としていた意識は、森林の冷気によって生気を取り戻すことが出来た』
まとめ
「せいき」と「しょうき」の、どちらの読み方も正しいと言えます。
また、この「生気」を「せいき」と読む場合の意味は、「正しい気風や気性のこと、及び天地間に存在する物事の根本をなす気のこと」で、「しょうき」と読む場合は、「正常な心や、確かな意識のこと」の意味となります。