この記事では、「生酒」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「生酒」の正しい読み方は「なまざけ」と「せいしゅ」どちら
「生」という漢字は訓読みでは「生(い)きる」や「生(う)まれる」、「なま」などと読み、音読みでは「せい」や「しょう」と読みます。
そして、「酒」という漢字は訓読みでは「さけ」や「さか」と読み、音読みでは「しゅ」と読みます。
「生酒」の場合、「生」と「酒」それぞれに訓読みを当て、「さ」の音を濁音に変えて「なまざけ」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「生酒」の正しい読み方は「なまざけ」になります。
「生酒」の意味
「生酒」とは、「火入れと呼ばれる加熱処理を一度もしてない酒」のことであり、「本生(ほんなま)」や「生生(なまなま)」とも呼ばれています。
日本酒は、最もおいしい状態を維持し、保存可能な期間を長くするために「火入れ」と呼ばれる加熱処理が施されます。
この「火入れ」によって日本酒に含まれる「酵素」は働きを抑制されるため、味や品質が落ち着くのです。
そして、「火入れ」をしてない「生酒」は加熱処理を経た日本酒にはない、搾りたてのフレッシュな香りや味が特徴です。
ただし、その分品質が変わりやすい非常にデリケートな日本酒だとも言えます。
「生酒」の言葉の使い方や使われ方
・『甘みを感じる生酒には、辛い味付けのおつまみがよく合う』
・『生酒は常温の場所に置いておくと劣化が進むので、冷蔵保存しておくのがよい』
・『帰省する道中、おいしそうな生酒を父親のために購入した』
まとめ
・「生酒」の正しい読み方は「なまざけ」になります。
・「生酒」とは、「火入れと呼ばれる加熱処理を一度もしてない酒」のことです。