この記事では、「生霊」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「生霊」の正しい読み方は「いきすだま」と「せいれい」どちら
生霊という漢字表記を見た人の中には、いきずだまと読む人もいれば、せいれいと読む人もいたりするものです。
お陰でどちらの読み方が正しいのか分からず、悩んでしまう人もいたりします。
所が実際は生霊という漢字は、いきすだまとせいれい、どちらの読み方も可能です。
そのため、どちらの読み方をしても、正しい読み方と言えます。
正しい読み方の結論
生霊は、いきすだまとせいれいという両方の読み方が出来る言葉です。
もっとも正の漢字は単独で、せいと読めるし、霊の漢字も、れいと読む事が出来ます。
なのでその2つを合わせて生霊を、せいれいと読むのは理解し易いです。
厄介なのが、いきすだまという読み方の方で、漢字の構成だけを見ても、ピンと来なかったりします。
というのもこれは日本語の熟字訓と呼ばれる特別な読み方で、2文字以上の漢字である熟字に、予め振り分けられた読み方なっているのです。
生霊はそんな熟字訓により、いきすだまと読む事が出来ます。
「生霊」の意味
生霊の漢字で注意したいのが、どう読むかによって意味合いに違いが生じる事です。
例えば、いきすだまと読んだ場合には、生きている人の怨霊を表します。
一方の、せいれいと読むと、生物の霊長である人類や、生きている人の魂、生命といった意味を示すのです。
「生霊」の言葉の使い方や使われ方
・『死者の怨霊だけでなく、強い怨念を持った生霊に取り憑かれる事がある様です』
・『生霊とは、生きている人間の霊魂が肉体を抜け出して動き回る事を表します』
・『彼女は死霊ではなく、生霊に取り憑かれている様子です』
まとめ
生霊という漢字を目にした人の中には、いきすだまと読むべきか、せいれいと読むべきかで迷う人もいます。
ですが生霊はどちらの読み方も可能であり、正しい読み方と言えるのです。
そんな生霊は、いきすだまと読むと、生きている人の怨霊を表現し、せいれいと読むと、人類や生きている人の魂といった意味を持つ言葉として用いられます。