「生食」という言葉は一体どんな読み方が正解に当たるのでしょうか。
今回は、「生食」の正しい読み方と意味について解説します。
「生食」の正しい読み方は「せいしょく」と「なましょく」どちら
「生食」という言葉の読み方として正しそうなのは「せいしょく」と「なましょく」のどちらかです。
「せいしょく」と「なましょく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「生食」の正しい読み方は「せいしょく」と「なましょく」の両方です。
本来の正しい読み方は「せいしょく」で、正しい読み方として「せいしょく」しか掲載していない辞書もあります。
「なましょく」を間違った読み方だと断言している文献もありますが、「なましょく」という読み方はすでに広く一般に浸透しており間違いと断言できる状況ではありません。
慣用読みが定着したとして「生食」の正しい読み方に「せいしょく」と「なましょく」の両方を記載している辞書も存在します。
NHKでも「生食用」を「なましょくよう」と読んでいることから考えても「せいしょく」と「なましょく」はどちらも「生食」の正しい読み方です。
「生食」の意味
「生食」とは、「生のまま食べること」を意味する言葉です。
煮たり焼いたりなど加熱して火を通すことなく食材をそのまま生の状態で食する行為を指します。
十分に加熱されているかどうかが基準なので表面が炙られていても中心部の温度が高まっておらず火が通っていなければ「生食」です。
「生食」の言葉の使い方や使われ方
・『魚は生食が一番うまい』
・『生食は食中毒の危険が高いので避けている』
・『生食用の牡蠣は紫外線で殺菌されている』
まとめ
「生食」は「せいしょく」が本来の正しい読み方でしたが「なましょく」も正しい読み方として認められています。
鮮魚売場や精肉売場で見かける言葉なので覚えておきましょう。