「甲斐性」の読み方と意味とは?「かいせい」と「かいしょう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「甲斐性」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「甲斐性」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「甲斐性」の正しい読み方は「かいせい」と「かいしょう」どちら

「甲斐性」には2つの読み方があります。

1つ目は「かいしょう」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

2つ目は「かいしょ」で、「かいしょ」の音変化です。

熟字訓は漢字全体に対し1つの読み方があてはめられているもので、「かいせい」という読み方はしません。

正しい読み方の結論

「甲斐性」の正しい読み方は「かいしょう「かいしょ」の2つで、意味は同じです。

「かいせい」とは読みません。

「甲斐性」の意味

「甲斐性」の意味は「ものごとをやり遂げようと思う気力」「経済力があって頼れる性質」です。

「甲斐性」の語源には諸説ありますが、以下の3つが有力です。

1つ目は、甲斐の国(現在の山梨県)で、良質の金が採掘されたことから、お金に余裕がある様子を「甲斐性」という様になったという説です。

2つ目は「亀の甲羅模様のように規則正しく生活する性質を「甲斐性」と言う様になったという説です。

3つ目は「甲斐」の語源は「買う」で、「お金を出して買う価値がある」という意味で「甲斐性」と言う様になったという説です。

「甲斐性」の言葉の使い方や使われ方

「甲斐性」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『夫は甲斐性なしですぐに仕事を辞めてしまう』
・『彼を結婚相手に選んだのは甲斐性があるからだ』
・『甲斐性のある夫だが浮気性で困る』

まとめ

今回は「甲斐性」の読み方について紹介しました。

「甲斐性」の正しい読み方は「かいしょう」「かいしょ」 で、「かいせい」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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