この記事では、「留める」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「留める」の正しい読み方は「とめる」と「とどめる」どちら
普段あまり書くことのない「留める」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
「留める」は「とめる」とも「とどめる」とも読みます。
「留」は音読みでは「リュウ」「ル」、訓読みでは「とめる」「とまる」です。
音訓表にはのっていない読み方ですが「とどまる」とも読みます。
音訓表にはのっていない読み方の漢字はあまり使用されず、ひらがなで書かれることが少なくありません。
しかし、「留まる」は「とめる」とも「とどめる」とも読まれています。
「留める」の意味
「とめる」と読んだときの意味は、その場所から動かないようにする、固定して動かないようにする、関心を向けるです。
ピンを使って紙を動かないようにする、タクシーをひきとめて移動させないようにするなどをいいます。
「とどめる」と読んだときの意味は、移動させないでその場所にいさせる、注意を向けるです。
店から立ち去ろうとしている客をその場にいさせることなどをいいます。
どちらの読み方の場合も「止」「停」の漢字が使われることもあります。
「留」は、その位置から動かない、とどまるという意味を持つ漢字です。
そのため「留める」の意味に、動かないようにするが含まれています。
「留める」の言葉の使い方や使われ方
・『立ち去ろうとする人を引き留める』
・『気に留める』
まとめ
「留める」は「とめる」とも「とどめる」とも読むことができます。
「とどめる」と読むのは、音訓表にはのっていない読み方です。
動かないようにする、注意をするという意味になります。