「畦畔」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「畦畔」の読み方とは? 読み方

「畦畔」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「畦畔」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「畦畔」の正しい読み方は「けいはん」

「畦畔」の正しい読み方は「けいはん」です。

「畦」には「畛畦」【しんけい】のように「けい」という読み方があります。

「畔」「畔界」【はんかい】「湖畔」【こはん】など「はん」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「けいはん」「畦畔」の正しい読み方です。

「畦畔」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「畦畔」のよくある間違った読み方として挙がるのが「あぜはん」「けいほとり」です。

「畦」には「畦道」【あぜみち】「畦火」【あぜび】など「あぜ」という読み方があり「畔」「湖の畔」【みずうみのほとり】のように1字で「ほとり」と読みます。

「畦畔」の正しい読み方は1つしかあないので他の読み方は全て間違いです。

「畦畔」について説明

「畦畔」とは、「水田から水が漏れないよう周りを囲むようにして作る盛土部分」を指す言葉です。

稲を育てる水田には水を張りますが、通常の畑と同じように平らなままだと流した水がとどまらず外に流出してしまうため溜めておけるよう田の周囲を固めた盛土などで囲み堤防状にして水の流出を防ぎます。

田を取り囲む堤防代わりの部分を指す言葉が「畦畔」です。

本来はプールのように水を溜めておくためのものですが農作業時の移動路としても使われます。

「畦畔」の言葉の由来

「畦」は田の仕切りを意味し「畔」は水際 を意味します。

「田の水際に築く仕切り」「畦畔」の由来です。

まとめ

「畦畔」は農業以外ではほとんど使わない言葉ですが、水田の維持管理にとても重要なものなので正しい読み方と役割を知っておきましょう。

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