「番傘」の読み方と意味とは?「ばんがさ」と「ばんからかさ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「番傘」の読み方と意味とは? 読み方

「番傘」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「番傘」の正しい読み方と意味について解説します。

「番傘」の正しい読み方は「ばんがさ」と「ばんからかさ」どちら

「番傘」という言葉の読み方としては「ばんがさ」「ばんからかさ」の2つが考えられます。

「ばんがさ」「ばんからかさ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「番傘」の正しい読み方は「ばんがさ」です。

「番」には「番号」【ばんごう】「順番」【じゅんばん】など「ばん」という読み方があります。

「傘」「雨傘」【あまがさ】「日傘」【ひがさ】など「がさ」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせた「ばんがさ」「番傘」の正しい読み方です。

「傘」は一字で「からかさ」と読みますが「番傘」の読み方は「ばんがさ」だけで「ばんからかさ」という読み方はありません。

「番傘」の意味

「番傘」とは、「竹の骨に油紙を貼って作られた畳める傘」です。

和傘の中でも実用性重視で簡素な作りの傘をさします。

持ち手は細めの竹をそのまま使い装飾などはほとんどされておらず雨よけの道具として安価に作られた傘が「番傘」です。

「からかさ」は畳める構造になっている傘全般を指す言葉で、網傘や三度笠など頭に直接かぶって使う傘と区別する時に用いられる言葉です。

「番傘」「からかさ」の一種に含まれます。

「番傘」の言葉の使い方や使われ方

・『番傘は江戸時代中期に作られた』
・『番傘は実用品として大量生産された傘だ』
・『破れた番傘は紙を貼り直して修理する』

まとめ

「番傘」の正しい読み方は「ばんがさ」「ばんからかさ」という読み方はありません。

時代劇などでしか見かける機会のない傘ですが知識として読み方を覚えておきましょう。

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