この記事では、「異しい」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「異しい」の正しい読み方は「あやしい」と「ことしい」どちら
「異しい」という漢字は訓読みでは「異(こと)なる」や「異(あや)しい」と読み、音読みでは「い」と読みます。
したがって、「異しい」は訓読みを当てて「あやしい」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「異しい」の正しい読み方は「あやしい」になります。
「異しい」の意味
「異しい」には以下の意味が含まれており、別の漢字を用いて「怪(あや)しい」とも表記されます。
・「神秘的なさま」や「不思議な力があること」(妖しいとも表記される)
・「不気味な感じがするさま」や「気味が悪いさま」
・「行動や状況が不審で疑わしいこと」
・「男女の間に秘密の関係があるようなさま」
・「良くない方に変わりそうなさま」や「不安であること」
・「疑惑の余地があり、全面的に信用できないさま」
・「物事の状態が普通ではないこと」や「珍しいさま」、「見慣れないさま」
・「普通と違って見苦しく、粗末であるさま」
・「礼儀から外れていて、見苦しく、けしからぬさま」
・「(貴族から見て、その状況が理解しがたいものであることから)身分が低く、卑しいさま」
「異しい」の言葉の使い方や使われ方
・(神秘的なさまという意味で)『この森は人の出入が少なく、何とも異しい雰囲気が漂っている』
・(不気味な感じがするさまという意味で)『学校の校舎は、昼間と違って夜になると異しい空気を醸し出す』
・(行動や状況が不審で疑わしいという意味で)『最近、夜間に異しい人物が徘徊しているという情報が寄せられた』
まとめ
・「異しい」の正しい読み方は「あやしい」になります。
・「異しい」は「神秘的なさま」や「不思議な力があること」、「不気味な感じがするさま」や「行動や状況が不審で疑わしいこと」など多くの意味が含まれており、別の漢字を用いて「怪(あや)しい」とも表記されます。