「異形」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「異形」の正しい読み方と意味について解説します。
「異形」の正しい読み方は「いけい」と「いぎょう」どちら
「異形」という言葉の読み方としては「いけい」と「いぎょう」の2つが考えられます。
「いけい」と「いぎょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「異形」の正しい読み方は「いけい」と「いぎょう」の両方です。
「異」には「異常」【いじょう】「変異」【へんい】など「い」という読み方があります。
「形」は「形態」【けいたい】「図形」【ずけい】など「けい」と読むほか、「形相」【ぎょうそう】「人形」【にんぎょう】など「ぎょう」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「いけい」と「いぎょう」のどちらも「異形」の正しい読み方です。
「異形」の意味
「異形」とは、「通常とは異なる形」を意味する言葉です。
普通とされるものとは違う形や姿を指す言葉で見た目が異なるさまを表します。
一般的に「いけい」という場合は単に見た目が違うことを表しますが、「いぎょう」という場合はいびつだったり常識から外れていたりなど異常性を含む違いを意味します。
「いけい」は例外やイレギュラーの意味合いが強く、「いぎょう」はホラーやモンスターなど恐ろしげな意味合いで使われる言葉です。
「異形」の言葉の使い方や使われ方
・『ひとつだけ異形が混じっている』
・『恐ろしい異形を目にして震え上がった』
・『仮面の下には異形が隠されていた』
まとめ
「異形」は「いけい」のみを正しい読み方とする主張もありますが「いぎょう」を掲載している辞書も多く、両方とも正しい読み方として問題ありません。
読み方によってニュアンスが変わるので正しく使い分けましょう。