この記事では、「発疹」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「発疹」の正しい読み方は「ほっしん」と「はっしん」どちら
最初に、「発疹」の熟語を構成する漢字の個別の読みを説明します。
「発」の漢字の読みは、音読みが「ハツ・ ホツ」で、訓読みは「はな(つ)・ た(つ)」です。
また「疹」の漢字の読みは、音読みが「シン」で、訓読みは「み(る)」です。
従って、二つの漢字の音読みを繋ぐと、「ほつしん」もしくは「はつしん」と読めます。
主題の読みの選択肢としては、「ほっしん」と「はっしん」と、いずれも詰まった発音表示に変わっています。
これは二つの語を繋げて読む場合に、発音しやすくするための変化で、「促音化」と呼ばれているもので、しばしば見られる変化だと思われます。
しかし、こうした分析でも、「発疹」の正しい読みが「ほっしん」と「はっしん」のいずれかは分かりません。
さて正しい読みはどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、いずれの読みも正しいと言えます。
少し補足しておくと、辞書には両方の読みが併記されているケースが多く、またある辞書では「ほっしん」は「はっしんの古風な表現」と記載されており、もともとは「ほっしん」の読みであったものが、「はっしん」と読まれることが増え、この読みもいつしか正しいとされたことが分かります。
ただし現在でも、先の辞書が古風な表現と記載していた「ほっしん」と読むことの方が多いと言えます。
「発疹」の意味
「発疹」とは、「皮膚や粘膜に現れるブツブツとした色や形の病的変化のこと」で、麻疹?(はしか)?や風疹?(ふうしん)?等で見られる症状です。
「発疹」の言葉の使い方や使われ方
・『子供の手や足に、赤い細かいブツブツが現れました。いわゆる手足口病の可能性がありそうです』
・『私には食べ物アレルギーがあり、時々赤い発疹が出ます』
まとめ
「発疹」の読みは、「ほっしん」と「はっしん」の、いずれも正しいと言えます。
しかし「ほっしん」の方が、よく使われています。
また「発疹」とは、「皮膚や粘膜に現れるブツブツとした色や形の病的変化のこと」を意味する言葉です。