「白杖」の読み方と意味とは?「しろづえ」と「はくじょう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「白杖」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「白杖」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「白杖」の正しい読み方は「しろづえ」と「はくじょう」どちら

「白杖」の読み方を考えるために、最初に、この熟語を構成する漢字の個別の読み方について、説明します。

「白」の漢字の音読みは「ハク・ビャク」で、訓読みは「しろ・しら」です。

また「杖」の漢字の音読みは「ジョウ」で、訓読みは「つえ」です。

この漢字の読みから、音読み+音読みで繋げると「はくじょう」と読めますし、訓読み+訓読みで繋げれば、「しろつえ」と読めます。

この「しろつえ」が発音を容易にするために、熟語の後ろの語を濁音に換える「連濁」をしたと考えると、「しろづえ」と読むことも可能なことが分かります。

さて、正しい読み方はいずれの読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「白杖」の正しい読み方は「はくじょう」であり、「しろづえ」と読むのは間違いです。

「白杖」の意味

「白杖」とは、「視覚障害者が歩行するときに使う白い杖」を意味する言葉です。

この杖は、全盲の方はもちろんのこと、弱視者の方も使われます。

この杖の役割としては、障害物の有無などの周囲の情報を入手して、身の安全を図ること、及び周囲の人に視覚障害者であることを知らせること等が、挙げられます。

「白杖」の言葉の使い方や使われ方

・『白杖を持った人が歩いてきた際には、道を開けてあげる配慮が必要です』
・『白杖は、真っ白なものもありますが、先端部の1/4程度が蛍光色で赤く塗られ、車等から見えやすくしたものもあります』

まとめ

「白杖」の正しい読み方は「はくじょう」であり、「しろづえ」と読むのは間違いです。

また、この「白杖」とは、「視覚障害者が歩行するときに使う白い杖」を意味する言葉です。

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