「白砂」という言葉は何が正しい読み方になるのでしょうか。
今回は、「白砂」の正しい読み方と意味について解説します。
「白砂」の正しい読み方は「はくさ」と「はくしゃ」どちら
「白砂」という言葉の正しい読み方になりそうなのは「はくさ」と「はくしゃ」の2つです。
「はくさ」と「はくしゃ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「白砂」の正しい読み方は「はくさ」と「はくしゃ」の両方です。
「白」には「白面」【はくめん】「蒼白」【そうはく】など「はく」という読み方があります。
「砂」は「砂塵」【さじん】「黄砂」【こうさ】など「さ」と読み、「砂石」【しゃせき】「土砂」【どしゃ】など「しゃ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「はくさ」と「はくしゃ」が「白砂」の正しい読み方ですが、そのほかに「しらす」も正しい読み方のひとつです。
「白砂」の意味
「白砂」とは、「白い砂」です。
見た目が白い砂全般を指す言葉で、組成や由来に関わらず見た目が白い色をしていれば「白砂」と呼ばれます。
火山噴出物に多く見られるほかサンゴや貝などの死骸が長年にわたり削られて砂状になったものも「白砂」です。
自然界に存在するものだけではなく着色したり白い塊を削ったりして作った人工の砂も「白砂」にあたります。
鹿児島湾周辺に分布する灰褐色の火山噴出物を指す場合は「白砂」【しらす】という読み方が使われます。
「白砂」の言葉の使い方や使われ方
・『美しい白砂で覆われたピーチ』
・『白砂が風で飛ばされる』
・『白砂は肌についてもすぐ落ちる』
まとめ
「白砂」は「はくさ」と「はくしゃ」に加えて「しらす」も正しい読み方です。
普段あまり使う言葉ではありませんが読み方と意味を覚えておきましょう。