この記事では、「白粉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「白粉」の正しい読み方は「おしろい」と「はくふん」どちら
「白粉」には3つの読み方があります。
1つ目は「はくふん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「はふに」で、熟字訓になります。
熟字訓とは、2文字以上の語(熟字)に、日本語での本来の意味を当てはめて、普段使わない読み方をする文法です。
「はふに」は「はくふん」からの音変化で、「白粉」に当てはめられました。
3つ目は「おしろい」で、こちらも熟字訓になります。
正しい読み方の結論
「白粉」は「はくふん」「はふに」「おしろい」が正しい読み方です。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「白粉」の意味
「白粉」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「はくふん」と読む場合、「白い色の粉全般」「女性が顔や首筋などに付けて肌を白く見せる為の化粧品」という意味です。
「はふに」と読む場合、「女性が顔や首筋などに付ける白い粉化粧品のうち、米の粉で作られたもの」という意味です。
「おしろい」と読む場合、「女性が首筋などに付けて肌を白く美しく見せる為の化粧品」という意味です。
「おしろい」の語源は、白いことを丁寧語で帆表現した「お白い」です。
「白粉」の言葉の使い方や使われ方
「白粉」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『舞台の演出で白粉(はくふん)をまき散らす』
・『白粉(おしろい)を塗り過ぎて厚化粧になる』
・『パフで白粉(おしろい)をはたく』
まとめ
今回は「白粉」の読み方について紹介しました。
「白粉」は「はくふん」「はふに」「おしろい」の3つが正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。