この記事では、「百日紅」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「百日紅」の正しい読み方は「さるすべり」と「ひゃくじつこう」どちら
「百日紅」はフトモモ目ミソハギ科サルスベリ属に分類される植物「さるすべり」を指します。
「百日紅」の読み方には2つあり、1つ目はいわゆる「当て字」で「百日紅」と書いて和名の「さるすべり」とする読み方です。
そして、2つ目は「ひゃくじつこう」とする読み方であり、「ひゃくじつこう」とは「さるすべり」の別称でもあります。
正しい読み方の結論
「百日紅」は「さるすべり」とも「ひゃくじつこう」とも読むことができます。
「百日紅」の意味
「百日紅」はフトモモ目ミソハギ科サルスベリ属に分類される植物「さるすべり(=ひゃくじつこう)」の漢名になります。
先述したように、この植物は2つの和名を持ち、それぞれに由来があります。
まず、「さるすべり」という和名ですが、木登りが得意なサルでも滑り落ちそうなほど樹皮がスベスベしていることから命名されました。
「猿も木から落ちる」ということわざがありますが、猿が落っこちた木はもしかしたらこの「さるすべり」だったのかもしれません。
もう1つの和名である「ひゃくじつこう」の由来は、「さるすべり」が紅や紫、白色の花をつけることや、その花が長い期間咲き続けることから「百日紅(ひゃくじつこう)」という名が付けられました。
ちなみに、「百日紅」は中国の唐時代に紫微(=宮廷)で多く植えられていたことから「紫微(しび)」とも呼ばれています。
「百日紅」の言葉の使い方や使われ方
・『夏休みに訪れた観光地では、百日紅が鮮やかに咲き誇っていた』
・『百日紅の花言葉には雄弁や愛嬌、あなたを信じるなどがある』
まとめ
・「百日紅」は「さるすべり」とも「ひゃくじつこう」とも読むことができます。
・「百日紅」はフトモモ目ミソハギ科サルスベリ属に分類される植物「さるすべり(=ひゃくじつこう)」の漢名になります。