この記事では、「益々」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「益々」の正しい読み方は「えきえき」と「ますます」どちら
益々という漢字表記を目にした人の中には、えきえきと読んでしまう人がいたりするものです。
確かに益の漢字は単独でも、えきと読む事が出来る上に、々の漢字は同じ語を続ける際の符号であるため、えきえきと読んでしまう理由は理解出来ます。
ですが実の所、益々をえきえきと読んでしまうのは間違いで、ますますと読むのが正しい読み方です。
正しい読み方の結論
益々は、ますますと読むのが正解な言葉となっています。
というのも益の漢字は普通に、えきという読み方が出来るし、々の漢字は、前と同じ語を続ける事を意味するので、益益となり、ますますと読む事が可能です。
「益々」の意味
益々は、ふやすやもうけ、役立つ事といった意味を持っている益の漢字に、踊り字の1種で同じ漢字を用いる際に使用する符号といった意味を有する々の漢字を付け足す事により、成立した言葉となっています。
だからこそ益々は、程度がより一層甚だしくなる様子や、いよいよといった意味を示すのです。
「益々」の言葉の使い方や使われ方
・『この地域は将来的に、益々発展して行く事が予想されています』
・『日が暮れてから、雨と風が益々激しくなった様です』
・『過疎化が進んでいるこの地域では、益々仕事探しが難しくなっています』
まとめ
益の漢字は単体で、えきと読む事が出来るので、益々の漢字表記を目にして、えきえきと読んでしまう人もいたりします。
所が益々を、えきえきと読むのは完全に間違いで、ますますと読むのが正しい読み方となっているのです。
そんな益々は、程度が一層甚だしくなるといった意味を示す際に、用いられる言葉となっています。