この記事では、「益体」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「益体」の正しい読み方は「えきたい」と「やくたい」どちら
文章中などに「益体」という言葉が出てくることがあります。
利益や損益など損得勘定に関連するような漢字が使われる言葉なので日常生活でそれほど口にすることはないかもれません。
とは言え益は読めないこともない漢字ですし、文字通り「えきたい」と読んでいたら「やくたい」と読む人がいて驚いた経験を持つ人もいるでしょう。
正しい読み方の結論
「益体」の正しい読み方は「やくたい」になります。
益は利益や益虫など基本的にはエキと読むことが多い漢字ですが「益体」の場合はヤクと読み「益体」と読むのが正しいです。
「えきたい」という言葉は液体などがあるので馴染みがあって正解に思えますが、「益体」の読み方としては間違っています。
「益体」の意味
「益体」とはなにかの役にたつことやキッチリと整っていることを指します。
ただ使われ方としては益体のないというように否定される形で使われる事が多い言葉です。
そのため益体ないを略している形で役に立たないという意味として「益体」が使われることもあります。
「益体」言葉の使い方や使われ方
・『益体もないことで時間を使う』
・『益体のない自己啓発本』
・『備えはいざという時には益体なかった』
まとめ
「益体」は本来の言葉としてはいい意味の言葉なのですが、否定される使われ方ばかりなのでいい意味で使われることがありません。
益という漢字は他ではエキとばかり読まれているのに「益体」の場合ではエキではなくご利益と同じようにヤクと読まれるので、間違って「えきたい」と読まずに正しく「やくたい」と読みましょう。