「盧」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「盧」の読み方とは? 読み方

この記事では、「盧」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「盧」の正しい読み方は「ろ」

「盧」の正しい読み方は「ろ」です。

これは「盧」を音読みにした場合の読み方で、訓読みにした場合は「めしびつ」「ひいれ」「くろい(盧い)」と読みます。

「盧」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「盧」は普段使うことが少なく画数も多いので、難読漢字のひとつともいわれています。

「遠慮(えんりょ)」「慮」「虜(とりこ)」に似ていてまぎらわしいので、「りょ」「とりこ」と読み間違えるかもしれません。

「盧」について説明

「盧」は複数の意味を持ち、つぼ状の容器、黒い色を指す時に使われます。

また、韓姓のひとつでもあり、中国や韓国には「盧(ろ)」という姓が多く見られます。

この漢字は「皿」が含まれるように食べ物を盛る器を意味しており、訓読みで「めしびつ」と読む場合はご飯を入れておくためのおひつ(円形でふたが付いた木製の容器」を意味します、また「ひいれ」と読むように火を入れる道具を表し、火入れ道具や床に取りつけた火四角いいろりの「炭櫃(すびつ)」という意味も持ちます。

ちなみに、黒いものを表すので、黒い色をした犬は「盧犬(ろけん)」、黒い弓(矢)を「盧弓(矢)」と表現することもあります。

なお「皮膚(ひふ)」「膚(ふ)」は、「盧」と体を意味する「月」が合わさって生まれた漢字といわれます。

まとめ

「盧」「ろ」と読みます。

また、難しい読み方では「めしびつ」「くろい」などとも読むことができます。

「遠慮」「慮(りょ)」「虜(とりこ)」と間違えないように気を付けましょう。

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