「直己」という名前は何と読むのでしょうか。
この記事では「直己」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「直己」で使われる読み方は「なおみ」「なおき」「まさき」
「直己」という名前の読み方には「なおみ」「なおき」「まさき」などがあります。
「直」は主にまっすぐさ、正しさ、ただちに、といった意味で使用。
音読みでは「ちょく」「じき」があり、「直線」【ちょくせん】、直訴【じきそ】など、日常生活になじんだ言葉も豊富です。
訓読みでは「なお」「ただ」。
正しい状態にすることを示す「直す」【なお(す)】や、時間を置かない様子を示す「直ちに」【ただ(ちに)】といった使われ方をします。
名前では「まさ」「ちか」と読まれるケースも少なくありません。
「己」は音読みが「こ」「き」で、訓は「おのれ」。
意味は「自己」【じこ】という言葉があるように、主に自分自身のことですが、訓読みの「おのれ」は怒りをぶつける相手に使われる言葉としておなじみ。
人名に組み合わされる際の「み」という読み方も一般的です。
「直己」で使われる読み方で多いと考えられる読み方
「直己」は「なおみ」と読ませる例がやや多めですが、「なおき」も拮抗している印象。
「まさき」は「直」の「まさ」が一見では読みづらいせいか、ごく少数と言えます。
「直己」の名前で考えられる由来
まっすぐさがイメージされる「直」と、自分自身を指す「己」の組み合わせ。
他人にも自分にも正直に生きていってほしいという、命名者の思いが想像できます。
まとめ
「直己」で使われる「己」に似た漢字に「巳」があります。
「巳」は十二支の6番目として浸透。
南南東の方角や午前10時ごろの時刻などを指す意味もあり、「己」とは「似て非なる」字の代表例と言えます。
「巳」は訓で「み」と読むので、「直巳」(なおみ)の名前も多く存在。
「直己」か「直巳」か。
名付ける場合は由来にかかわってくることなので、間違えないように注意を払う必要があります。