「直近」は日付や場所に関連して使う言葉ですが、どのような意味を持つ言葉でどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「直近」の正しい読み方と意味について解説します。
「直近」の正しい読み方は「ちょっきん」と「なおちか」どちら
「直近」という言葉の読み方としては「ちょっきん」と「なおちか」の2つが考えられます。
「ちょっきん」と「なおちか」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「直近」の正しい読み方は「ちょっきん」です。
「直」には「直角」【ちょっかく】「直系」【ちょっけい】など「ちょっ」という読み方と、「直江」【なおえ】「素直」【すなお】など「なお」という読み方があります。
「近」は「近況」【きんきょう】「接近」【せっきん】など「きん」と読むほか、「近道」【ちかみち】「近場」【ちかば】など「ちか」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ちょっきん」と「なおちか」の2つのうち「直近」の正しい読み方は「ちょっきん」で「なおちか」は誤った読み方です。
「直近」の意味
「直近」とは、「いくつかある中で一番近いさま」を意味する言葉です。
現在の時点や場所など基準となるところから見て一番近いことを表し、一般的には複数の候補の中から選ばれた最も近いひとつを指します。
例えば直近の日曜日、という場合は現時点から見た一番近い過去もしくは未来の日曜日のことです。
「直近」の言葉の使い方や使われ方
・『直近の成績を参考にする』
・『駅直近のマンションに住んでいる』
・『直近の月曜日の出来事だ』
まとめ
「直近」の正しい読み方は「ちょっきん」で「なおちか」は間違いです。
スケジュールや日取りが重要なビジネスの世界ではよく使われる言葉なので何を表しているのか正しく理解しましょう。