「真摯」は何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「真摯」の正しい読み方と意味について解説します。
「真摯」の正しい読み方は「しんし」と「しんげき」どちら
「真摯」という言葉の読み方として思い浮かぶのが「しんし」と「しんげき」の2つです。
「しんし」と「しんげき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「真摯」の正しい読み方は「しんし」です。
「真」には「真剣」【しんけん】「迫真」【はくしん】など「しん」という読み方があります。
「摯」は「摯実」【しじつ】「委摯」【いし】など「し」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「しんし」が「真摯」の正しい読み方です。
「摯」を「げき」とは読みません。
「しんげき」は「摯」と「撃」【げき】を見間違えたことによる誤った読み方です。
「真摯」の意味
「真摯」とは、「誠実でひたむきなさま」を意味する言葉です。
正しく一生懸命で好ましい態度を表す言葉で、信頼できる人柄であることを示します。
丁寧で悪いところが見当たらず文句のつけようがない立派な態度に対して用いられる表現できちんとした場面で用いられることが多く、心根の正しさが行動に現れていて見ているだけで真面目さや誠実さが伝わってくるような立派で素晴らしい態度が「真摯」です。
それなりに重い言葉なので簡単には使われません。
「真摯」の言葉の使い方や使われ方
・『真摯な態度に心を打たれる』
・『真摯な態度がかたくなだった心を解きほぐした』
・『真摯に取り組む所存です』
まとめ
「真摯」は「しんし」が唯一の正しい読み方です。
「しんげき」は漢字の読み間違いによる誤読でありそのような読み方は存在しません。
間違いのないよう漢字をきちんと確認してから読んでください。