ホテルの魅力を語る時などに耳にする「眺望」という言葉はどのような意味を持ち何と読めば良いのでしょうか。
今回は、「眺望」の正しい読み方と意味について解説します。
「眺望」の正しい読み方は「ちょうぼう」と「てんぼう」どちら
「眺望」という言葉の読み方としては「ちょうぼう」と「てんぼう」の2つが考え思い当たります。
「ちょうぼう」と「てんぼう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「眺望」の正しい読み方は「ちょうぼう」です。
「眺」には「眺覧」【ちょうらん】「遠眺」【えんちょう】など「ちょう」と読みます。
「望」は「望郷」【ぼうきょう】「渇望」【かつぼう】など「ぼう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせるとできる「ちょうぼう」と「てんぼう」のうち辞書に記載がある「眺望」の正しい読み方は「ちょうぼう」です。
「眺」に「てん」という読み方はなく、「てんぼう」は「眺望」と似た意味の言葉「展望」の読み方です。
「眺望」の意味
「眺望」とは、「遠くを見渡すこと」または「遠くを見渡したながめ」を意味する言葉です。
山の上や建物の高層階など高いところからの見晴らしを意味する言葉で、遠くまで見通すと同時に四方を見渡せるような目の前に広がるながめを表します。
景色を見る行為と見た時の景色という2つの意味がありますが、一般的には窓などから見たときのながめそのものを表す意味で使うことが多い表現です。
「眺望」の言葉の使い方や使われ方
・『頂上からの眺望は最高だ』
・『ホテルの窓からは美しい海の眺望が楽しめる』
・『眺望が悪いので家賃は低めに設定している』
まとめ
「眺望」は「ちょうぼう」と読み「てんぼう」は別の言葉です。
ホテルの部屋や賃貸物件などいろいろな場面で使う表現なので読み方と意味を知っておきましょう。
