この記事では、「短縮」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「短縮」の正しい読み方は「たんしゅく」と「みじかしゅく」どちら
「短縮」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「短」の漢字の音読みは「タン」で、訓読みは「みじか(い)」です。
また、次の「縮」の漢字の音読みは「シュク」で、訓読みは「ちぢ(む)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「たんしゅく」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「みじかしゅく」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらここから読み解くことは出来ません。
さて、「短縮」の正しい読み方は「たんしゅく」と「みじかしゅく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「短縮」の正しい読み方は「たんしゅく」で、「みじかしゅく」と読むのは間違いです。
この「短縮」の熟語の読み方では、少し特殊な湯桶読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいと言うことです。
ちなみに、「短」を使った熟語では「たん」と読ませるものが、圧倒的に多いですが、「みじか」と読ませる熟語としては、「短夜(みじかよ)」や「手短(てみじか)」等、少しあります。
「短縮」の意味
「短縮」とは「時間や距離などの長さを、ちぢめて短くすること」を意味する言葉です。
「短縮」の言葉の使い方や使われ方
・『日常の家事時間を短縮するノウハウ本は何冊も市販されています』
・『体育の授業時には、必ずランニングをしますが、夏場は熱中症を避けるため、普段の1kmが500mに短縮されます』
まとめ
「短縮」の正しい読み方は「たんしゅく」で、「みじかしゅく」と読むのは間違いです。
また、この「短縮」とは「時間や距離などの長さを、ちぢめて短くすること」を意味する言葉です。