「石高」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「石高」の読み方とは? 読み方

「石高」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「石高」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「石高」の正しい読み方は「こくだか」

「石高」の正しい読み方は「こくだか」です。

「石」には「三十石船」【さんじゅっこくぶね】「百石取り」【ひゃっこくどり】など「こく」という読み方があります。

「高」「出来高」【できだか】「売上高」【うりあげだか】など「だか」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「こくだか」「石高」の正しい読み方です。

「石高」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「石高」のよくある間違った読み方として挙がるのが「いしたか」「せきこう」です。

「石」には「石臼」【いしうす】「庭石」【にわいし】など「いし」という読み方があるほか「石仏」【せきぶつ】「岩石」【がんせき】など「せき」とも読みます。

「高」「高枝」【たかえだ】「高床」【たかゆか】など「たか」と読む以外に「高校」【こうこう】「最高」【さいこう】など「こう」とも読みます。

漢字の読み方としてはどれも正解ですが「石高」には当てはまらない読み方です。

「石高」について説明

「石高」とは、「米の生産量」を表す言葉です。

ある地域における米の生産量を表したものです。

近世の日本では米の生産量によって土地の豊かさが測られており土地の価値を測る指標として「石高」が用いられていました。

豊臣秀吉が全国で実施した検地によって調査された玄米の標準生産量を「石」という一合の千倍に当たる単位で表したものが「石高」です。

「石高」の言葉の由来

「石で表した米の取れ高」に由来します。

まとめ

「石高」は明治時代まで土地の生産量を表すのに用いられていた重要な基準です。

歴史や時代劇で登場する言葉なので覚えておきましょう。

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