この記事では、「確保」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「確保」の正しい読み方は「かくほ」と「かくぼ」どちら
複数の読み方ができる漢字は、読み方に迷いませんか。
では「確保」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「かくほ」です。
「確」という漢字は、音読みで「カク」、訓読みで「たしか」「たしかめる」と読みます。
音訓表にはのっていませんが、「しかと」「しっかり」「かたい」と読むこともできます。
「保」という漢字は、音読みで「ホ」、訓読みで「たもつ」と読みます。
音訓表にはのっていませんが、「ホウ」「もつ」「やすんじる」と読むこともできます。
「保」を「ぽ」と読むことはしません。
そのため、この場合は「かくほ」と読みます。
「かくぼ」という言葉はありません。
「確保」の意味
この言葉には3つの意味があります。
1つめは、確かに手に入れること、失わないようにしっかりと保つことです。
物事についていう言葉です。
残りわずかな品を手に入れるといったことが、これにあてはまります。
2つめは、自由に行動させないことです。
犯人を捕まえて自由にさせないことなどをいいます。
3つめは登山者がロープを使って自分や仲間が転落や滑落をしないようにすることです。
「確」という漢字には、かたい、しっかりしている、「保」という漢字には、たもつ、持ち続けるという意味があります。
「確保」の言葉の使い方や使われ方
・『座席を確保する』
・『十分なスペースを確保できる』
・『安全を確保する』
まとめ
この言葉は「かくほ」と読みます。
しっかりと手に入れること、自由に行動させないことなどの意味があります。