この記事では、「祖」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「祖」の正しい読み方は「ソ」と「おや」
「祖」の正しい読み方は、音読みで「ソ」です。
常用漢字表に記載されている「祖」の訓読みはありません。
ただし、表外の訓読みとして「おや・はじめ・じじ」があります。
「祖」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「祖」は漢字一文字だけであるため、その読み方をすでに知っている人であれば、間違った読み方をすることはほとんどありません。
しかし、「祖」の漢字は「粗・組」という漢字とつくりが同じで見た目が似ているため、訓読みの「あら・くみ」といった間違った読み方をする可能性はあります。
ただし、「祖」の漢字の正しい読み方は、音読みで「ソ」、訓読みで「おや・はじめ・じじ」なのです。
「祖」を使った熟語
「祖」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。
「祖先」
「祖先」の正しい読み方は、「そせん」になります。
「祖先」という言葉は、「家系や血統を遡っていた先にいる初代の人・一族や血統のはじまり」を意味しています。
「開祖」
「開祖」の正しい読み方は、「かいそ」になります。
「開祖」という熟語は、「ある宗教宗派を新たに始めた人物」を意味しています。
「開祖」の言葉には、「宗教の始祖」の意味だけではなくて「学問・芸能の流派を初めて開いた人物」といった意味合いもあります。
「教祖」
「教祖」の正しい読み方は、「きょうそ」になります。
「教祖」という熟語は、「ある宗教宗派を初めに開設した創始者・開祖」を意味しています。
「教祖」には、「宗教に限らずある活動や思想などを初めに切り開いた先導者・開設者」といった意味合いも備わっています。
まとめ
この記事では、「祖」の正しい読み方が「ソ・おや・はじめ・じじ」であることを示しました。
「祖」の間違いやすい読み方や「祖」を使った熟語の意味についても解説していますので参考にしてみてください。
