この記事では、「神式」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「神式」の正しい読み方は「しんしき」
「神式」は「しんしき」と読みます。
これは「神」の音読み「シン」と「式」の音読み「シキ」を組み合わせた読み方になっています。
「神式」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「神」は訓読みの「かみ」がよく知られているため、この言葉を知らないと「かみしき」と読んでしまいがちです。
また「神」は音読みで「ジン」とも読めますが「神式」を「じんしき」と読むと間違いになってしまいます。
「神式」について説明
「神式」とは、宗教「神道(しんどう)」にのっとった儀式、その流儀のことです。
葬式が神道にそった形式で行われる時に「神式」と呼ばれます。
日本の葬儀は「仏式」がほとんどで、次に「神式」が多くなっています。
仏教では、亡くなった人は成仏して極楽浄土にのぼると解釈されていますが、神道では個人は神になってこの世にいる子孫を守る存在になると考えられ、神道の祭祀として葬式を「神葬祭(しんそうさい)」と呼びます。
また仏式でいう香典は玉串料(たまぐしりょう)と呼びます。
神道は神社で祭祀することを重視した宗教です。
特定の教祖はいませんが、自然にはあらゆる神が宿るとされ、全国の神社にはさまざまな神が祀られています。
神道は日本人の冠婚葬祭や日常生活に広くとけ込んでおり、信仰に関係なく多くの人が初詣や七五三のために神社に参拝しています。
まとめ
「神式」は、神道にのっとった儀式のことであり「しんしき」と読みます。
「かみしき」「じんしき」と読み間違えないように気を付けましょう。