「稀有」の読み方と意味とは?「きゆう」と「けう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「稀有」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「稀有」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「稀有」の正しい読み方は「きゆう」と「けう」どちら

「稀有」の漢字の正しい読み方を検討するために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、確認します。

「稀」の漢字の音読みは「キ・ケ」で、訓読みは「まれ・うす(い)」です。

また、「有」の漢字の音読みは「ユウ・ウ」で、訓読みは「あ(る)」です。

ここから、音読み+音読みで繋げれば、「きゆう」とも読めますし、「けう」とも読めることが分かります。

しかし、残念ながら、ここからいずれが正し読みかは判断できません。

さて、「稀有」の正しい読み方は「きゆう」「けう」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「稀有」は一般的には「けう」と読まれますが、辞書には「きゆう」が併記されており、いずれも正しいと言えます。

詳細は割愛しますが、「きゆう」「漢音」による読み方で、「けう」「漢音」が渡来する以前に朝鮮半島経由で入って来た中国南方系の読みの「呉音」による読み方です。

「稀有」の意味

「稀有」とは、「めったにないことや、 不思議なことや、 意外なこと」を意味する言葉です。

「稀有」の言葉の使い方や使われ方

・『あの小説家は、中学生の頃から、稀有な文章表現力を発揮していたそうです』
・『稀有な事件に対して、事件を生み出した社会背景をすぐに口にする評論家は、信用できません』
・『アマチュアと言えども、サッカーと野球の二つのチームで活躍している彼は稀有な存在です』

まとめ

「稀有」は一般的には「けう」と読まれますが、辞書には「きゆう」が併記されており、いずれも正しいと言えます。

また、この「稀有」とは、「めったにないことや、 不思議なことや、 意外なこと」を意味する言葉です。

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