「穴径」と書いて何と読むのでしょうか。
この記事では、「穴径」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「穴径」の正しい読み方は「あなけい」
「穴径」の正しい読み方は「あなけい」です。
「穴」は「穴蔵」【あなぐら】「大穴」【おおあな】など「あな」と読みます。
「径」「径路」【けいろ】「口径」【こうけい】など「けい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「あなけい」が「穴径」の正しい読み方です。
「穴径」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「穴径」のよくある間違った読み方として挙がるのが「けつけい」「あなみち」です。
「穴」には「穴道」【けつどう】「墓穴」【ぼけつ】など「けつ」という読み方もあり「径」は「小径」【こみち】など「みち」とも読みます。
「穴径」の読みは1つしかないのでこれらの読み方は読み間違いにあたります。
「穴径」について説明
「穴径」とは、「穴の大きさ」のことです。
「径」には「円の中心を通る差し渡し」という意味があります。
円周から円心を通り対面の円周まで届く直線、つまり円のうち一番幅が広い「直径」を表します。
「穴径」とはあいている穴の端から端までを意味し、簡単にいうとあいている穴の大きさを表す言葉です。
穴の大きさに対してのみ用いる言葉なのでボトルを通すナットの穴の大きさは「穴径」ですが、ナットにはめるボルトの太さは「穴径」ではありません。
「穴径」の言葉の由来
「穴の経」に由来します。
まとめ
「穴径」は日常的にはあまり使わない言葉ですがネジ穴の大きさやドリル穴のサイズなど工業関係で広く使われています。
難しい言葉ではないので覚えておきましょう。
